【左】右上のブリッジの支えになっていた奥歯が虫歯になってしまい抜歯しなくてはなりません。2本歯がない部分へのブリッジでしたので負担が大きかったのかもしれません。インプラント治療をするには、骨の高さが不足しているのがわかります。骨の幅に関しては、このレントゲンからはわかりません。
【右】右側の歯が3本欠損になりました。普段は、写真の右側の歯と左側の歯をブリッジのタイプの仮歯で連結しています。この写真は、仮歯を外したところです。治療計画としては、サイナスリフトとGBR後に、3本のインプラント埋入です。
【左】まず、サイナスリフトによって骨の高さを増やします。歯の欠損部の上に相当する上顎骨の側壁に穴をあけ、なかの上顎骨の粘膜を剥離します。粘膜上の血管の走行も確認できます。
【右】上顎洞内に補強の為のコラーゲン膜を設置しました。空洞の形状に適合するようにコラーゲン膜はトリミングしてあります。骨充填材を3〜4ccほど入れて、中のスペースを満たします。
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緊密に縫合します。 |
【左】約6ヶ月経過後に、骨幅を増やす為に、GBR(骨誘導再生)を行います。
【左】写真の右側では、一番細いところは骨の幅が1ミリありませんので、インプラント治療のために骨造成を行います。
GBRを行っているところです。顎骨から出血を促し、骨を誘導する細胞を多量に放出させ、骨充填材に含ませます。それらをコラーゲン膜で覆いカバーし、固定します。この状態で約6ヶ月待機します。サイナスリフトだけでも単独で12ヶ月ぐらい要しますますが、治療の順序などを整理することで、余計な治癒期間をかけないようにします。サイナスリフトとGBRの合計で約12ヶ月間、骨再生のために時間をかけました。
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骨の高さと幅が、インプラントの埋入のために確保できましたので、1次オペを行います。 |
【左】GBRの前に比べて、5〜10ミリ増加し、幅が太くなっています。
【右】インプラントが3本埋入されました。
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最後に縫合します。3ヶ月後に、インプラントの2次オペを行います。 |
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レントゲンで、3本のインプラントとそれらの周囲に骨で囲まれている白い不透過像が確認できます。 |
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